はに腎不全と心臓病になる(それから1週間)

ロシアンブルーのはに

 

皮下点滴を一日おきにしたが明らかに皮下点滴をしていない日が体調が良くない。食欲もなく足もヨレヨレしている。

 

毎日通う肉体的疲労よりはに大丈夫かなと精神的疲労の方がしんどく、皮下点滴の量を減らし毎日点滴するように変えてもらった。

 

たまたま皮下点滴に行った時間病院付近が停電で電気が使えずエコーが見れなく困っていたが近くに同じ病院の先生がいるところがあったので自転車で川沿いを自転車で走ってむかった。営業時間外だったけどとても親切に対応してくれた。

 

はにとの川沿いの自転車ドライブも中々楽しかった。外の草の匂いがはにによい刺激になるといいなと思っていた。

 

8/18に血液検査をした。数値がまた下がってよくなってると思っていたがBUN167.4 CRE6.15 IP9.9

悪くなってる。何で…貧血の数値も悪くなってる。貧血の注射を打つ。帰りの自転車でもはにがアォーと鳴く。はにごめんね。毎日は辛いのかな。ごめんね。

はに腎不全と心臓病になる(毎日の点滴が始まる)

ロシアンブルーのはに

 

8/4主治医の先生が夏休みから戻ってきて血液検査をしたらBUN154.8 CRE6.20 IP13.6缶詰もちょびっとしか食べなくなってしまった。

 

はには今心臓の薬が効いていたので腎臓の治療の方にシフトチェンジすることにした。心臓を強化させる為心臓の薬も増やし皮下点滴を毎日することにした。はにの場合は胸水が溜まってるか確認してからの皮下点滴だったので毎日病院に通う事になった。貧血の数値も低くなってきてたので貧血の注射も打ってリンの吸着剤も飲ませる事にした。

 

夏の一番暑い時の自転車での病院通いだったが、全てははにが辛くなく生きていける為の事、それが私の願いでもあったので通い続けた。

 

大変だったけど楽しいひとときでもあった。リュックにはにを入れて自転車でドライブ。はにが嫌がりアォーと鳴く。はに我慢して、アォー。今日も暑いねはに、アォー。今日も頑張ろうはに、アォー。はにとの大切な会話の時間でもあった。生きてる。まだ元気だそう思える時間だった。本人は迷惑だっただろうけど…

 

そのせいか、食欲がどんどんでてきて腎不全とわかった頃くらいご飯を沢山食べてくれるようになった。8/11の血液検査でBUN123.7 CRE 4.62 IP4.5と全ての数値がさがった。まだ腎臓に少し余力があるのかもしれないと言われた。

 

数値がさがったので皮下点滴を一日おきにしようという事になった。頑張ってよかったねはに(^^)f:id:hani82k:20190905215046j:image

 

 

はに腎不全と心臓病になる(他の先生達との出会い)

ロシアンブルーのはに。

 

主治医の先生が夏休みに入る前に血液検査をしたらBUN135.8 CRE5.98 IP10.2 今までで一番高い数値。1週間ご飯は食べてくれたがうんちする時吐いてが何度か続きまた便秘になり食欲がガクッと落ちた。摘便もしてもらったので今週なんとかなにもなければいいなと思っていた。

 

皮下点滴をするので診察も一緒にしてもらおうと昔はにがまだ小さい頃みてもらった先生に久しぶりに診察してもらった。

 

はにが輸血したり皮下点滴してる時とか陰からそっと見守っていてくれてたみたいでした。色々アドバイスもしてくれた。だかここで私は誤った判断をした。先生が吐き気どめもうつと言ってくれたのに私はうんちした時に吐いたら打ってもらえばいいと思って吐き気どめは打たなくていいと断ってしまった。

 

主治医の先生に任せっきりで毎回はにに吐き気どめを打ってるのかわからなかった。おそらく先生が休みにはいるので他の先生に指示をだしていたのかもしれない。

 

結局皮下点滴したのに夜に薬を飲ませる時上手く飲ませる事ができずはにが吐いてしまった。次の日も吐きシロップを飲ませすぎたのか下痢になってしまい完全に脱水症状になってしまった。

 

8/1にまた違う先生に診察してもらった。今回はにを初めてみてくれた先生なので今までの経緯を話し血液検査をしたらさらに数値が悪く即入院の数値と言われた。この日は病院に連れて行ったのが遅かったので皮下点滴にした。次の日8/2に日帰り入院させる事になった。初めての先生なのにとても話しやすい先生で私の心のケアもしてくれた。はににとっても私にとっても良いように治療の日程を考えてくれた。

 

なにより嬉しかったのが食欲のないはにに入院中缶詰のご飯を食べさせてくれていた。缶詰は食べないと思ってたけどもりもり食べてる映像をみて本当に嬉しかった。先生ありがとうございます。

 

日帰り入院させたにもかかわらず水分を入れられる量がはには少ないので血液検査の数値的にはすごくよくはならなかった。でもはにが缶詰を食べる事ができただけでも大きな事だった。早速買って帰って家で食べさせた。

 

主治医でない先生が心臓と腎臓を患ってる猫を1.2回見ただけで今までの治療方針を変えてしまおうというのはないと思った。変えずらいというのもあると思う。でも主治医の先生がいない時って今後もあると思う。いろんな先生、せめて主治医の先生以外に1人、2人みてもらっておくのがいいなととても勉強になった週だった。

はに腎不全と心臓病になる(その後の経過)

ロシアンブルーのはに。

 

輸血が終わり普通に戻った、が、何でもよく食べるはにだったがいつも食べてたご飯を急に食べなくなった。腎不全の影響だろうか。昔食べてたご飯に変えたり若い頃食べてたご飯をあげてみたり。食べては飽き食べては飽きを繰り返して困った。そしてまたうんちでりきんで吐く。

 

毎回摘便も身体に負担になるのでシロップ(うんちをやわらかくする油みたいなもの)をあたえるようになった。はににとって丁度よい硬さのうんちがでるようシロップを飲ませる量を調節した。

 

1週間に一回くらいは吐いていたがご飯は食べる時と食べない時のむらがあった。

 

7/14に輸血後初めての血液検査をしたらBUN76.1 CRE3.36 IP5.6と今まで下がらなかった数値が下がった!おそらく心臓病の薬を飲み始め血流がよくなり腎臓にも血流がまわりだして数値がよくなったと。

 

数値が高いのに変わりはないが嬉しかった。

 

このまま保ってくれればいいなと思っていたがそんなに上手くはいかず7/23にはBUN91.1 CRE4.33 IP6.0とあがり、この週はよくうんちの時吐き、ご飯もあまり食べなくなっていた。摘便もしてもらった。

BUN135.8 CRE5.98 IP10.2と絶望的な数値になった。体重3.30キロ。痩せてきた。毎日胸水チェックして皮下点滴をしてもらうことになった。

 

はにはうんちが出ない時が腎不全、心臓病の進行を進ませるんじゃないのかと勝手に思った。

 

元気そうに見えても病気はすすんでいる。そしてかかりつけの先生が夏休みで1週間いなく不安になったがそんな時に限ってまたはにの調子が悪くなった。

 

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数値が下がった日のはに。私の布団まできてくれました(^^)久しぶりに一緒に寝れました。

はに腎不全と心臓病になる(輸血)

ロシアンブルーのはに。

 

7/7の日帰り入院から帰ってきても元気がなく、ご飯もほんの少ししか食べない。ずっとぐったり寝ていたはに。

 

もう2日間日帰り入院をしようということになっていたので7/8病院に連れていった。

 

病院でも床に顔をつけてぐったりしているはに。このままではまずい。リスクはあるけどこのままほっといても死んでしまうなら輸血やってみよう。先生方がすぐ動いてくれた。はにを預けて一旦帰った。

 

その後すぐ酸素室のレンタルがあると紹介されすぐ業者さんに連絡したらたまたますぐ来れるとの事で1時間後に家に来てもらい設置した。

 

昼間病院から輸血を始めたと連絡がきた。4時ごろ終わるからその頃に病院に来てくれと言われた。輸血中に何かあればすぐやめてまた連絡するとの事。

 

その間私は美容室に行き昼ごはんを食べてきた。前から予約していてどうしてもその日しか行けず普通の人なら家で待機したりそんな予約なんてキャンセルすると思う。だけどあえて普通の普段の行動をした。勿論心配でたまらない。油断してると涙がでてきてしまう。でも悪い風に考えてしまったり心配しすぎると良くない方向へ行きそうな気がしてあえて普通にしてた。大丈夫、はには大丈夫。まだいかない。そう信じていた。

 

4時に病院へ行きはにの元気な姿をみた。生きてる。無事輸血が終わった。先生も私も本当によかったと久しぶり笑顔になった。

 

家に帰ってきて早速酸素室にいれた。足もふらつかず息も普通でカリカリも日帰り入院を始める前の頃の量30グラム近くまで食べてくれた。

 

はに…まだまだ生きていたかったんだね。一緒にいたかったんだね。よかった。頑張ったねはに。ありがとう戻ってきてくれて。

 

ちなみに猫や犬は人間の様に血液バンクみたいなものはないので生きてる猫さんをつれてきて血液検査をして合えば血をもらうらしい。輸血してくれるドナーさんをまず見つけるのも大変なのにはには輸血をすると決めて3時間後には輸血を始める事ができた。どうしてか?病院で輸血する為に猫さんを飼っているそうです。そこの1匹で若くてぴちぴちしてる元気な猫さんが血をくれました。表にはでてこないけどそういう影で力になって誰かの役にたつ、猫なのに偉いなぁ。本当にありがとう若い猫さん。あなたのおかげではにとの思い出の時間を得ることができました。

 

私もこの猫さんみたいに誰かの力になれるような人になりたい。今度献血でもいってみようかなと思った。この猫さんほど私は若くないけど(^_^;)

 

関わった全ての皆さんに感謝した1日だったf:id:hani82k:20190821202602j:image

 

 

はに腎不全と心臓病になる(7/7 水が溜まる)

ロシアンブルーのはに

 

日帰り入院3日目。仕事の為朝昨日と同じように水が溜まるかもと伝えて病院に預けた。

 

夕方迎えに行くと先生から告げられる。ビーカーに透明な水がはいってた。70cc。はにの胸に溜まっていたらしい。入院中に変な息づかいになり調べると水が溜まっていて抜いたと。150cc位溜まると口を開けてハアハアと明らかに違う呼吸になり危ない。そこまでではないがまずが溜まるのは溺れているのと同じなのではには辛かったと思う。

 

水分を入れるとその水分が身体のどこに使われるかによって下痢になったり胸に水が溜まったり、昨日はたまらなかったから大丈夫という訳ではないらしい。

 

そして先生からもう一つ告げられる。貧血が酷いと。HCT.HTといわれるヘマトクリット値が低い。普通は30.3〜52.3%に対してはには18.7%血液をつくろうとしているけど追いつかずどんどん足りなくなってきている。貧血改善の注射も打ったけど追いつかない。血液を作られる前に貧血でこのままだと危ない。そこで決断をしなければならなかった。

 

このまま貧血が回復するのを待つか。でももたないと確実に数日で死んでしまう。それか輸血をしてはに自身が血液をつくるまでの間輸血の血の助けで貧血を回復させるか。ただし、リスクが無い訳ではなくハードルも高い。まず血液があう猫さんをみつけ、血液を調べてはにに入れても大丈夫かみて輸血をしていく、輸血の途中で急変しないとも限らない。拒否反応とかがでてしまうかもしれない。大きな賭けでもあった。

 

次の日朝一番で病院に連れていく約束をして家に帰りどうするか考えた。帰ってきてすぐおしっこをしたがカリカリ5グラム位しか食べずグッタリ動かず下をむき寝ていた。はにこのまま目を覚まさないのか?はに…まだいかないでお願い

 

7/7の血液検査

BUN89.1 CRE4.64 IP5.1

だいたいこの数値が今のはにの下げ止まりの数値だろうとの事だった

はに腎不全と心臓病になる(7/5と7/6)

ロシアンブルーのはに。

 

7/5の日帰り入院1日目が終わり家に帰ってきた。静脈点滴をしたが心臓病があるため水分は様子をみながら入れていったらしい。

 

なので帰ってきても息が荒くよれっとしていた。水は飲むけどカリカリを10グラム位しか食べない。

 

ネットで心臓病を調べると肺や胸に水が溜まると息が荒くなりゼイゼイ呼吸するというのをみた。はにの今の症状に似てる。はにもしかして水たまってる?

 

不安の中7/6日帰り入院2日目。もしかしたら肺に水がたまってるかもなので様子見て点滴お願いしますと伝えて入院させた。

 

仕事の為夜はにを迎えにいって先生の話だと水は溜まってなかったとのこと。家に帰ったらうってかわって足取りが軽く息も苦しそうにはしてなかった。入院の効果がでたのかな、と久しぶり元気に動いてるはにを見て笑顔になった。

 

7/6の血液検査の数値

BUN107.4 CRE4.74 IP6.1

7/5とあまり数値は変わらなかった